ロードスターに オールシーズンタイヤ を履かせた理由【グッドイヤー ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド 】

GOODYEAR(グッドイVector 4Seasons Hybrid 195/50R16 84H CAR

NDロードスターに、グッドイヤーのオールシーズンタイヤ Vector 4Seasons Hybrid(ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド)を履かせてみました。

 

NDロードスター(1.5L・幌・Sグレード)の標準タイヤサイズは、195/50R16 です。

 

サマータイヤのホイール交換を考えて、今回は、ノーマルホイールに組み替えて履かせました。

 

 

 

 

Vector 4Seasons Hybrid の日本での販売品は、2016年8月より、ヨーロッパではなく、日本国内生産となりました。

 

それと同時に、側面に「SNOW」や「スノーフレークマーク」マークが入ったことで、高速道路の冬タイヤ規制でも通行可能となっています。

 

毎年、当たり前のように雪が降る地域では、冬はスタッドレスタイヤのほうがおすすめだと思います。

 

しかし、年に数回、雪が降るかどうか、という地域に住んでいる人にとっては、オールシーズンタイヤも気になる存在ではないかと思います。

 

Vector 4Seasons Hybrid の走行性能については、後々、レビューしていこうと思いますが、今回は、オールシーズンタイヤを履かせた理由について書いてみます。

   

冬でも99%はドライ路面を走る⁉

冬になると、私の住む地域では、遠くに見える高い山々は白く雪化粧をしますが、自宅近辺では、あまり雪は降りません。

 

子供の頃は、もう少し降ったような気もしますが、近頃では、いちども降らないまま春を迎える年もあり、たとえ降ったとしても、1〜2回といったところでしょうか。

 

そして、雪が降ったとしても、ほとんど積もらないか、除雪されて、翌日には道路は溶けていることが多いです。

 

つまり、冬は雨も少ないので、99%はドライの路面を走ることになります。(ちなみに、寒くて、路面温度も低いですが、真冬でもバイクに乗れます。)

 

それにもかかわらず、だいたい11月から4月くらいの半年間は、スタッドレスタイヤに履き替える人が、とても多い印象です。

 

しかし私は、そんな状況で、スタッドレスタイヤを履く気にはなれません。

 

スタッドレスタイヤを買うのがもったいない、ということではなく、ほぼほぼドライの路面を走るのだったら、運動性能が大きく低下するスタッドレスタイヤを履いて走りたくないと思うです。

犬は喜び庭駆け回る

最悪、雪が降ってしまったら、ロードスターには乗らなければいいと思います。

 

雪やこんこ あられやこんこ 降っても降っても まだ降りやまぬ

犬は喜び 庭駆け回り 猫はコタツで丸くなる

童謡『雪やこんこ』

 

有名な童謡の、猫のように雪が降ったら外に出なければいいのです。

 

しかし、じつは私は犬タイプだったりします。

 

雪の上をFR車で走るのは楽しいもので、機会があれば、ほんとうは、雪の上をFR車で走りたいのです。

 

ただ、さすがにサマータイヤで雪の上を走っても、スリップするだけで楽しくないし、周りの迷惑になるだけなので、そんなことはしません。

 

また、雪の上を走りたいとはいっても、実際にどれくらい雪の上を走るのかといえば、年に数えるほどではないかと思います。

 

やはり、基本的には冬でも、ほとんどドライの路面を走ることになるでしょう。

 

それでも、

 

たまには雪の上も走りたい!

 

雪の露天風呂にも入りに行きたい!

 

などという、わがままな理由から、

 

サマータイヤに近いけど、いざとなったら雪の上も走れる、オールシーズンタイヤをスタッドレスタイヤのかわりに履いてみよう

 

と思ったわけです。

 

オールシーズンタイヤは、スタッドレスタイヤと違って、春になったときに、履き替えるのも履き替えないも自由です。

 

ただ、春以降は、できれば、よりハイグリップのタイヤで走りたいので、お気に入りのホイールを見つけて、それにサマータイヤを履かせることになると思います。

   

スタッドレスタイヤと生命保険

仕事などで雪がよく降る場所へよく行く人や、ウンタースポーツをする人なら、晩秋からスタッドレスタイヤに履き替えておくのは自然です。

 

しかし、そうでない人でも、冬はスタッドレスタイヤが当たり前といった感じです。

 

多くの人は、半年間(約180日)のうち、1日か2日に備えて、スタッドレスタイヤに履き替えているわけです。

 

いざというときに備えて、自動車保険や生命保険に入るのと、考え方としては似ている気がします。

 

もちろん、雪はいつ降るのか分からないし、雪の予報が出てから履き替えようとしても、間に合わない場合もあるので、寒くなったら履き替えておけば、いざというときには安心です。

 

また、5年スパンくらいで考えれば、最低でも2セットくらいは、タイヤが必要になるでしょう。

 

それであれば、はじめの年からサマータイヤとウィンタータイヤの2セットを、半年ごとに履き替えても、タイヤ代としては、それほど変わらずに、冬に安心感を得られるというメリットもあります。

 

それに、普段は降らない雪が降ってしまった際に、サマータイヤで走る人たちが、事故や渋滞を引き起こすということが、大都心などで時々おこります。

 

そうならないように、雪道を走る可能性が少しでもある人は、スタッドレスタイヤを履いていてくれたほうが、周りは助かるといえば助かります。

スタッドレスタイヤは必要か⁉

東日本でいえば、北海道や東北、北陸や信州、北関東の山間部などであれば、スタッドレスタイヤは必要でしょう。

 

しかし、年に数回、雪が降るか降らないかという地域でも、当たり前のように、1年の半分をスタッドレスタイヤに履き替えて過ごすというのは、個人的にはどうかと思ってしまいます。

 

私は、ウインタースポーツをやらないので、もう長いこと、冬になってもスタッドレスタイヤに履き替えてはいませんでした。

 

もしも雪が降ってしまった場合は、外に出なければいいと思ってました。

 

そして、そんなことは、1年にいちどあるかないかです。

 

数年にいちどくらいは、大雪が降ることもありますが、たいていの場合は、降っても次の日には、溶けてしまうか除雪されているので、ほとんど困りません。

 

そして、もしも大雪が降ってしまったら、家から出ないのが得策です。

 

近頃では、仕事や学校などでも、リモートが増えているので、雪の日にわざわざ通勤・通学をする必要がない人も増えているのではないかと思います。

 

冬だからといって、ほんとうにスタッドレスタイヤに履き替える必要があるのか、少し考えてみてもいいのではないでしょうか。

 

そして、それでも心配な人や、敢えて雪道を走りたい人は、私のように、オールシーズンタイヤをスタッドレスタイヤ代わりに履いてみるというのも、ひとつの方法だと思います。

 

それでも、どうせ履き替えるなら、スタッドレスタイヤのほうが安心という考えも、決して間違ってはいないと思います。

 

実際に、圧雪やシャーベット状ではなく、アイスバーンになってしまった場合は、オールシーズンタイヤでは役不足で、スタッドレスタイヤが必要でしょう。

 

住んでいる地域、アイスバーンを走る可能性があるなど、人によっては、スタッドレスタイヤを選ぶほうがいいかもしれません。

   

おわりに(まとめ)

私の場合は、経験上、冬でも90%以上、ドライ路面を走ることになります。

 

なんて書いておきながら、実は、NDロードスターの納車日には、雪が降りました。

 

NDロードスター

NDロードスター納車日の雪

 

しかし、ご覧の通り、路面に雪はありません。

 

このときは、納車したてなので、もちろんサマータイヤです。

 

あれから約1年が経過したわけですが、雪が降るか降らないかは別として、今季からは、どうせなら、雪の中も走れるタイヤを履こうと思いました。

 

そして、履くならゴムが柔らかく、ドライ路面で、ハンドリングやブレーキングへの悪影響が大きいスタッドレスタイヤよりも、もう少しサマータイヤに近いオールシーズンタイヤを試してみることにしました。

 

今、乗っている車がFRのロードスターでなかったら、冬でもサマータイヤで過ごしたかもしれません。(実際に、ロードスターに乗り換える前の数年はそうでした。)

 

ロードスターはFRなので、雪道では、まっすぐ走らないかもしれませんが、カウンターステアをあてながら走るのも、かなり楽しいものです。

 

雪道は、FFや4WDのほうが強いのは承知のうえで、それでもFRのロードスターで走りたいのです。

 

オールシーズンタイヤを履かせたNDロードスターで、雪の中を走るのが楽しみです!

 

グッドイヤーのオールシーズンタイヤ Vector 4Seasons Hybrid(ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド) の走行性能については、追ってレビューしようと思います。

 

【オールシーズンタイヤのレビュー記事】

オールシーズンタイヤ 走行レビュー【グッドイヤー ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド/GOODYEAR Vector 4Seasons Hybrid】

タイヤはネットが安い!

タイヤ交換(組み換え)は、タイヤチェンジャーなどがないと、なかなか自分ではできないと思いますが、タイヤはネットで買うと、かなり安く買うことができます。(価格は時期や在庫状況で変動します。)

 

可能であれば、タイヤチェンジャーやバランスを調整ができるショップに、ネットで購入したタイヤを直送して、そこで持ち込み工賃を払って、組み換えとバランス調整を行ってもらうと安く済むかもしれません。

 

 

バルブは、劣化が激しくなければ、そのまま使えるかもしれませんが、それほど高いものでもないので、念の為に交換しておくとより安心です。

 

 

いまは、ウエイトも黒が選べるので、黒系のホイールでも目立ちにくいですね。

 

 

グッドイヤーのオールシーズンタイヤ Vector 4Seasons Hybrid(ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド)が気になった人は、商品紹介を載せておくので、参考にしてみてください。

商品紹介

2016年8月 新サイズ設定・製造国変更 オールシーズンタイヤ 「Vector 4Seasons Hybrid」

グッドイヤーが世界初のオールシーズンタイヤをリリースして40年。ついに、日本国内生産です。

日本国内生産(2016年8月発売)モデルは側面に「SNOW」表示が入り、高速道路の冬タイヤ規制通行も可能です。

既存販売商品(インポートVector 4Seasons)との同軸混用はお控えください。

スタッドレスタイヤではありません。

過酷な積雪・凍結がある地域にお住いの場合、スタッドレスタイヤの使用をお奨めします。

ヨーロッパでは、同じ季節でも地域によって路面の状況が大きく変わります。

そんな自然環境の中で、スタンダードとして扱われているのが、四季を通じて安定した走行を可能にするオールシーズンタイヤです。

異なる風土と環境で鍛え抜かれたVector 4Seasonsは、ドライ路面での剛性感とウェットグリップを両立。

路面状況の変化に左右されず、安定した性能を発揮します。

1 全天候型パターン
冬タイヤ性能 細かい溝のセンター部分は積雪路面に対応。
夏タイヤ性能 ショルダー部分の剛性が高く、優れた安定性能、高い排水性能を発揮。

2 全天候型コンパウンド
専用設計されたオールウェザーシリカコンパウンド採用であらゆる天候や路面コンディションにおいて高いグリップ性能と操縦安定性を実現

3 3Dワッフルブレード
センターエリアのサイプ側面の凸凹がブロック間を支え、高い剛性を生み出すことで、優れた運動性能を実現。

こんな方におススメです
・突然の雪でも慌てずに走りたい
・チェーン装着が苦手
・スタッドレスタイヤの保管場所に困る
・シーズン毎にタイヤを交換するのが面倒

出典:Amazon.co.jp

 

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